ハンセン指数 　 　 　　　　　16627.84 +31.93 +0.19％
中国本土株指数（旧H株指数） 5638.61 +2.40 +0.04％
レッドチップ指数 　　　　　　 3171.31 -2.45 -0.08％

　8日の香港マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標のハンセン指数が小幅に3日続伸している。米株高を好感した買いが先行。中国経済対策の期待感も引き続き支えとなった。足もとの経済指標下振れを受け、「当局は景気テコ入れ策を強める」との見方が広がっている。また、現地メディアによれば、中央政府は先日、新規専項債（公益事業向け資金調達を行う特別地方債）の発行枠について、前倒し承認額を地方政府に通達した。ただ、上値は重い。8日（現地時間）の米中間選挙や、あす発表の10月中国物価指標を見極めたいとするスタンスが積極的な売買を手控えさせている。
　主要銘柄の値上がり率は、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が3.6％、吉利汽車HD(ジーリー・オートモービル・ホールディングス：175/HK)が2.6％、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント：27/HK)が2.0％、信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス：968/HK)が1.8％、信義玻璃HD(信義ガラス：868/HK)が1.6％など。


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