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2022/05/23 16:27

中国大引:上海総合0.01%高で3日続伸、非鉄・鉄鋼の上げ目立つ 無料記事

 週明け23日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前営業日比0.29ポイント(0.01%)高の3146.86ポイント(上海A株指数は0.01%高の3297.70ポイント)と小幅ながら3日続伸した。約1カ月ぶりの高値水準を切り上げている。
 中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)が20日公表した銀行貸し出しの指標となる5月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、5年物が4.45%と予想(4.55%)以上に前月(4.60%)から引き下げられた。市場の一部には、6月も引き下げられる――との見方が流れている。また、訪日中のバイデン米大統領が23日、日米共同記者会見で「対中関税の引き下げを検討している」と発言したこともポジティブ材料視された。新型コロナウイルス感染対策の行動抑制強化などを嫌気して安く推移していたものの、指数は終盤に入りプラスに転じている。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、非鉄・レアアースや鉄鋼が高い。中国アルミ(601600/SH)が3.4%、洛陽モリブデン(603993/SH)が1.3%、中国北方稀土(600111/SH)が4.7%、重慶鋼鉄(601005/SH)が6.1%、宝山鋼鉄(600019/SH)が1.7%ずつ上昇した。
 海運・港湾株もしっかり。中遠海運HD(601919/SH)が3.9%高、中遠海運特殊運輸 (600428/SH)が2.1%高、錦州港(600190/SH)が1.2%高で取引を終えた。
 仮想空間技術「メタバース」(中国語:元宇宙)関連の銘柄群も物色される。浙報数字文化集団(600633/SH)がストップ高、浙文互聯集団(600986/SH)が3.4%高、天下秀(600556/SH)が3.0%高、吉視伝媒(601929/SH)が1.5%高で引けた。エネルギー株、医薬品株、半導体株、自動車株なども買われている。
 半面、不動産株は安い。保利地産(600048/SH)が5.6%、金地集団(600383/SH)が3.3%、新城控股集団(601155/SH)が3.0%ずつ下落した。公益株、銀行・保険株、食品飲料株、インフラ関連株も売られている。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.55ポイント(0.18%)安の301.57ポイント、深センB株指数が5.95ポイント(0.55%)高の1087.48ポイントで終了した。




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