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2022/07/28 17:44

香港大引:ハンセン0.2%安で続落、テック指数0.4%逆行高 無料記事

 28日の香港マーケットは、主要69銘柄で構成されるハンセン指数が前日比47.36ポイント(0.23%)安の20622.68ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が8.89ポイント(0.13%)安の7082.58ポイントとそろって続落した。売買代金は901億9060万香港ドルとなっている(27日は872億3630万香港ドル)。
 様子見ムードが漂う流れ。早ければ28日にも米中首脳会談が開催される――などと伝わる中、内容を見極めたいとするスタンスが強まった。未完成住宅のローン支払い拒否問題も不安材料としてくすぶる。当局は事態解消に向け協議を進めているものの、完全な解決には至っていない。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。米金融政策の不透明感が後退したことや、中国の一部産業で業績回復の期待が高まっていることなどがプラス材料だ。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、資産総額で国内6位の招商銀行(3968/HK)が2.0%安、太陽光発電用ガラス基板メーカーの信義光能HD(968/HK)が1.9%安、中国Eコマース最大手の阿里巴巴集団HD(9988/HK)が1.8%安と下げが目立った。
 セクター別では、太陽光発電関連銘が安い。上記した信義光能のほか、福莱特玻璃集団(6865/HK)が2.3%、協キン科技HD(旧社名・保利協キン能源:3800/HK)が1.9%、信義儲電(8328/HK)が1.0%ずつ下落した。
 コンテナ生産・リースや海上輸送の海運セクターもさえない。勝獅貨櫃(716/HK)が2.1%安、中国国際海運集装箱(2039/HK)が1.1%安、中遠海運能源運輸(1138/HK)が2.6%安、太平洋航運集団(2343/HK)が0.9%安で取引を終えた。
 半面、ハイテク銘柄は物色される。ハンセン科技(テック)指数は0.4%逆行高した。関連する主要な銘柄では、中国EMS(電子機器製造受託サービス)業者の比亜迪電子(285/HK)が5.7%高、画像処理ソフト中国最大手の商湯集団(20/HK)が5.6%高、中国スマートフォン大手の小米集団(1810/HK)が2.4%高と上げが目立っている。先ごろ公表されたデータによれば、今年6月のスマートフォン中国国内出荷数は前年同月比で9.1%増加し、6カ月ぶりにプラス成長を回復。ハイテク株全般の支えとなっている。
 レストランチェーンや酒造など飲食関連もしっかり。海底撈国際HD(6862/HK)が2.0%、九毛九国際HD(9922/HK)が1.6%、海倫司国際HD(9869/HK)が1.2%、青島ビール(168/HK)が2.0%、百威亜太HD(1876/HK)が1.7%ずつ上昇した。百威亜太は業績成長が手がかり。同社が28日公表した中間決算では、純利益が前年同期比で24.3%増加した。
 一方、本土マーケットは反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.21%高の3282.58ポイントで取引を終了した。ハイテク株が高い。不動産株、自動車株、素材株、エネルギー株、インフラ関連株、保険・証券株なども買われた。半面、銀行株は安い。運輸株、公益株、酒造株、医薬品株も売られた。


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