ハンセン指数 　 　 　　　　　20542.82 +422.14 +2.10％
中国本土株指数（旧H株指数） 7072.22 +173.03 +2.51％
レッドチップ指数 　　　　　　 3893.79 +57.69 +1.50％

　20日の香港マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標のハンセン指数が反発している。自律反発狙いの買いが先行。前日の相場では、主要指数のハンセン指数が2.5％安と急落していた。産業支援策など、中国経済対策も改めて期待される。李克強・首相は18日、景気の下振れ圧力が強まる中、迅速果断な対応が必要との認識を示し、5月に導入が可能な措置はできるだけ早期に実施する必要があると強調した。なお、中国人民銀行（中央銀行）は本日朝方、銀行貸し出しの指標となる5月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート（LPR）」を発表。1年物は3.70％と前月から据え置かれたが、5年物は4.45％と予想（4.55％）以上に前月（4.60％）から引き下げられた。ハンセン指数の構成銘柄は、ほぼ全面高で推移している。
　主要銘柄の値上がり率は、小米集団(シャオミ・コーポレーション：1810/HK)が4.3％、比亜迪(BYD：1211/HK)が4.2％、舜宇光学科技(2382/HK)が4.1％、京東集団(JDドットコム：9618/HK)が4.1％、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK)が4.0％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。