ハンセン指数 　 　 　　　　　16733.32 +344.21 +2.10％
中国本土株指数（旧H株指数） 5653.97 +93.17 +1.68％
レッドチップ指数 　　　　　　 3302.85 +39.15 +1.20％

　14日の香港マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標のハンセン指数が7日ぶりに反発している。米株高を好感した買いが先行する流れ。昨夜の米株市場では、悪材料の出尽くし感が意識される中で、主要指標のNYダウが前日比2.8％高と大幅反発した。9月の米消費者物価指数（CPI）が40年ぶりの高水準を記録し、市場予想も上回ったことで指数はひとまず急落したが、売り一巡後、急速に買い戻しが入っている。中国のインフレ鈍化もプラス。寄り付き直後に公表された9月の物価統計では、消費者物価指数（CPI）が前年同月比プラス2.8％となり、上昇率は市場予想（2.9％）を下回っている。生産者物価指数（PPI）も下振れた。また、ハンセン指数はこのところ急ピッチに下落し、足もとでは11年ぶりの安値水準を連日で切り下げているだけに、値ごろ感も着目された。
　主要銘柄の値上がり率は、HSBC(5/HK)が5.8％、中升集団HD(ヂョンシェン・グループ・ホールディングス：881/HK)が3.8％、中銀香港(BOCホンコン：2388/HK)が3.7％、碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス：6098/HK)が3.5％、AIAグループ(1299/HK)が3.3％など。


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