30日の本土マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.06ポイント（0.06％）安の3238.67ポイントと反落している。
　中国経済の不透明感がくすぶる流れ。新型コロナウイルス感染対策の強化が不安材料だ。中でも、感染者が拡大した深セン市では、29日から地下鉄24駅を封鎖するなど移動制限を強化している。寄り付き後、中国経済対策の効果を期待した買いが入ったものの、徐々に売りが優勢となった。
　主要銘柄の値下がり率は、中国神華能源（601088/SH）が1.7％、通威（600438/SH）が1.6％、特変電工（600089/SH）が1.4％、山西杏花村フェン酒（600809/SH）が1.4％、華能国際電力（600011/SH）が1.3％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.20ポイント（0.06％）安の310.64ポイント、深センB株指数が4.11ポイント（0.34％）高の1228.49イントで推移している。


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