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2022/03/14 10:55

本土株:上海総合は1.3%安で反落、深センB株は0.9%安 無料記事

 週明け14日の本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比41.54ポイント(1.25%)安の3268.21ポイントと3日ぶりに反落している。
 景気先行き不安がくすぶる流れ。中国人民銀行(中央銀行)が11日に発表した今年2月の金融統計では、国内金融機関の新規融資が前月実績から予想以上に縮小し、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸び率も予想を下回っている。また、中国の新型コロナウイルス感染再拡大も不安材料。コロナウイルスは全国的に感染が広がり、深セン市など複数の地区が事実上のロックダウン(都市封鎖)を実施している。経済活動の停滞も懸念される状況だ。
 主要銘柄の値下がり率は、中国旅遊集団中免(601888/SH)が6.4%、貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が2.4%、薬明康徳(603259/SH)が2.2%、中国神華能源(601088/SH)が2.2%、招商銀行(600036/SH)が1.7%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.49ポイント(0.54%)安の275.25ポイント、深センB株指数が9.51ポイント(0.87%)安の1079.48ポイントで推移している。


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