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2022/10/10 10:56

本土株:上海総合は0.6%安で続落、深センB株は0.3%安 無料記事

 国慶節連休明け10日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比17.39ポイント(0.58%)安の3007.00ポイントと4日続落している。
 国内景気の先行き不安が強まる流れ。8日に公表された民間集計の9月・中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.3となり、市場予想(54.4)以上に前月(55.0)から低下した。景況判断の分かれ目となる50を4カ月ぶりに割り込んでいる。また、国慶節の大型連休中(10月1〜7日)に、国内で新型コロナウイルスの新規感染者数が大幅に増加したこともマイナス。16日に開幕する5年に1度の中国共産党大会を前に、行動抑制強化の懸念も高まっている。
 主要銘柄の値下がり率は、仏山市海天調味食品(603288/SH)が7.8%、長城汽車(601633/SH)が4.7%、招商銀行(600036/SH)が4.0%、山西杏花村フェン酒(600809/SH)が2.4%、中国人寿保険(601628/SH)が1.9%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.22ポイント(0.43%)高の284.84ポイント、深センB株指数が3.03ポイント(0.27%)安の1133.35ポイントで推移している。


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