25日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比15.94ポイント（0.54％）安の2961.61ポイントと続落している。
　投資家の慎重スタンスが継続する流れ。中国政策運営の不透明感や、人民元安の進行が重しとなっている。24日の外国為替市場では、対米ドルのオフショア人民元が前日の7.22→7.30人民元台に下落し、2010年以来の安値を再び更新した（25日は7.33人民元台で推移）。
　主要銘柄の値下がり率は、寧波杉杉（600884/SH）が5.0％、万華化学集団（600309/SH）が3.8％、長城汽車（601633/SH）が3.5％、園通速逓（600233/SH）が3.0％、紫金鉱業集団（601899/SH）が1.8％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.51ポイント（0.53％）安の281.71ポイント、深センB株指数が4.82ポイント（0.44％）安の1097.33ポイントで推移している。


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