21日の本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.47ポイント（0.10％）安の3311.96ポイントと小幅に続落している。
　前日の軟調地合いを継ぐ流れ。指数は約3カ月ぶりの高値水準で推移しているとあって、利食い売り圧力が意識されている。ただ、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策の期待感が相場を下支えしている。工業信息化部（工業情報化部）は20日、専門家座談会を開き、製造業の安定成長に向けた支援を強化すると表明した。
　主要銘柄の値下がり率は、洛陽モリブデン（603993/SH）が2.8％、上海韋爾半導体（WILLSEMI：603501/SH）が2.4％、長城汽車（601633/SH）が1.9％、三一重工（600031/SH）が1.8％、隆基緑能科技（601012/SH）が1.4％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.16ポイント（0.05％）安の302.07ポイント、深センB株指数が2.68ポイント（0.23％）高の1160.10ポイントで推移している。


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