ハンセン指数 　 　 　　　　　19911.25 -11.20 -0.06％
中国本土株指数（旧H株指数） 6756.04 +0.73 +0.01％
レッドチップ指数 　　　　　　 3647.37 +12.98 +0.36％

　18日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。中国経済の不透明感が投資家心理の重しとなる流れ。中国では新型コロナウイルスの新規感染数が増加しているほか、猛暑による電力不足の影響で、一部地域では工場操業が一時停止されている。もっとも、下値は限定的。中国の景気対策に対する期待感が持続している。胡春華・副首相は17日、経済情勢は更に鈍化する恐れがあるとして、国内消費の回復を加速させる必要性に言及した。また、主要企業の決算報告が進む中、業績動向を手がかりにした物色も相場を下支えしている。
　主要銘柄の値下がり率は、碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス：2007/HK)が3.2％、HSBC(5/HK)が2.3％、東方海外(オリエント・オーバーシーズ：316/HK)が2.2％、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ：669/HK)が2.0％、申洲国際集団HD(シェンヂョウ・インターナショナル・グループ・ホールディングス：2313/HK)が1.9％、万洲国際(WHグループ：288/HK)が4.1％、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス：2269/HK)が1.9％、網易(ネットイース：9999/HK)が1.5％など。
　一方、インターネットサービス中国最大手の騰訊HD（テンセント・ホールディングス：700/HK）は3.2％高。同社が発表した4〜6月期決算は上場来初の減収となったものの、調整後純利益は市場予想を上回った。


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