31日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数が前日比9.84ポイント（0.30％）高の3271.09ポイントと続伸している。
　前日の好地合いを継ぐ流れ。中国人民銀行（中央銀行）が連日で厚めの資金供給を実施していることや、中国景況感の持ち直しも材料視された。寄り付き直後に公表された今年3月の中国製造業PMIは51.9となり、前月（52.6）からは低下したものの、予想（51.6）は上回っている。また、非製造業PMIは58.2となり、予想（55.0）を大幅に上回った。
　主要銘柄の値上がり率は、四川路橋建設集団（600039/SH）が3.6％、三安光電（600703/SH）が3.3％、中国中車（601766/SH）が2.7％、貴州茅台酒（貴州マオタイ：600519/SH）が2.5％、中国人寿保険（601628/SH）が1.4％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.09ポイント（0.37％）高の295.42ポイント、深センB株指数が1.11ポイント（0.09％）高の1190.00ポイントで推移している。


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