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2023/07/05 10:54

本土株:上海総合は0.2%安で反落、上海B株も0.2%安 無料記事

 5日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比6.84ポイント(0.21%)安の3238.51ポイントと4日ぶりに反落している。
 対外関係の悪化が懸念される流れ。欧州連合(EU)の外交トップ、ボレル副委員長が来週予定していた訪中について、中国政府が延期したことが4日分かった。理由は明らかにされていない。足もとでは、半導体分野などを巡り、米国を中心とした西側諸国と中国の間で、応酬が強まっている。サプライチェーンの混乱も警戒された。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策の期待感や、人民元相場の安定などが相場を支えている。
 主要銘柄の値下がり率は、中国衛通(601698/SH)が2.6%、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.3%、長城汽車(601633/SH)が1.1%、中国国際航空(601111/SH)が1.1%、新華人寿保険(601336/SH)が1.1%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.53ポイント(0.20%)安の269.30ポイント、深センB株指数が0.37ポイント(0.03%)高の1156.21ポイントで推移している。


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