ハンセン指数 　 　 　　　　　19322.66 　-93.02 -0.48％
中国本土株指数（旧H株指数） 6575.91 　-37.49 -0.57％
H科技（テック）指数 　　　　　4065.54 　 -8.88 -0.22％

　5日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反落している。投資家の慎重スタンスが高まる流れ。中国と西側諸国の関係悪化が警戒されている。欧州連合（EU）の外交トップ、ボレル副委員長が来週予定していた訪中について、中国政府が延期したことが4日分かった。理由は明らかにされていない。足もとでは、半導体分野などを巡り、米国を中心とした西側諸国と中国の間で、応酬が強まっている。また、ハンセン指数はこのところ急ピッチに上昇し、足もとでは2週ぶりの高値水準を回復したばかりとあって、利食い売りも出やすかった。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策の期待感や、人民元相場の安定などが相場を支えている。
　主要銘柄の値下がり率は、招商銀行(チャイナ・マーチャンツ・バンク：3968/HK)が5.5％、中国人寿保険(チャイナライフ：2628/HK)が4.0％、李寧(リーニン：2331/HK)が3.8％、翰森製薬集団(ハンソー・ファーマシューティカル・グループ：3692/HK)が3.2％、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス：960/HK)が2.8％など。


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