ハンセン指数 　 　 　　　　　18906.88 　+112.75 +0.60％
中国本土株指数（旧H株指数） 6405.11 　 +32.92 +0.52％
H科技（テック）指数 　　　　　3900.77 　 +28.16 +0.73％

　27日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が6日ぶりに反発している。自律反発狙いの買いが先行する流れ。ハンセン指数はこのところ下落基調を強め、足もとでは約3週ぶりの安値水準を連日で切り下げていた。また、中国景気の回復遅れが指摘される中、当局の経済対策に対する期待感も高まっている。もっとも、買い進む動きは限定的。米金融政策や人民元相場の動向が気がかり材料となっている。
　個別では、取引再開した香港不動産デベロッパー大手の新世界発展（ニュー・ワールド・ディベロップメント：17/HK）が6.3％高。筆頭株主の周大福企業が株式公開買い付け（TOB）を通じて、新世界発展子会社の新創建集団（NWSホールディングス：659/HK）を非公開化するにあたり、特別配当が実施されることを材料視している。ほか、主要銘柄の値上がり率は、碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス：6098/HK)が1.6％、舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー：2382/HK)が1.6％、九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアル・エステート・インベストメント：1997/HK)が1.5％、恒基兆業地産(ヘンダーソンランド：12/HK)が1.5％など。


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