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2023/03/06 11:01

本土株:上海総合は0.2%安で反落、上海B株も0.2%安 無料記事

 週明け6日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時43分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比6.50ポイント(0.20%)安の3321.90ポイントと反落している。
 中国の景気テコ入れ策強化に対する期待感がやや後退する流れ。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が5日に開幕。開幕式で読み上げられた「政府活動報告」では、今年のGDP成長目標が22年の「5.5%前後」から「5.0%前後」へと低く設定された。また、上海総合指数はこのところの上昇で、昨年7月以来、約8カ月ぶりの高値水準を終値ベースで回復。利食い売りも出やすかった。もっとも、下値を叩くような売りはみられていない。上述した全人代は開催中のため、これから明らかにされる具体的な政策に対する期待感も根強い状況だ。
 主要銘柄の値下がり率は、三一重工(600031/SH)が3.1%、長城汽車(601633/SH)が2.5%、万華化学集団(600309/SH)が1.8%、中国人寿保険(601628/SH)が1.4%、招商銀行(600036/SH)が1.3%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.44ポイント(0.15%)安の297.11ポイント、深センB株指数が0.13ポイント(0.01%)安の1226.90ポイントで推移している。


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