29日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数が前日比13.73ポイント（0.44％）安の3073.67ポイントと続落している。
　前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国リオープン（経済再開）の進展に伴い、国内で感染者が急増していることがマイナス材料だ。足もとの経済活動停滞が懸念されている。また、米長期金利が上昇基調を強める中、人民元安進行の不安もくすぶる状況だ。
　主要銘柄の値下がり率は、保利地産（600048/SH）が2.3％、中国聯通（600050/SH）が2.2％、仏山市海天調味食品（603288/SH）が1.9％、中国平安保険（601318/SH）が1.4％、招商銀行（600036/SH）が1.3％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.34ポイント（0.12％）安の280.19ポイント、深センB株指数が0.42ポイント（0.04％）高の1144.16ポイントで推移している。


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