ハンセン指数 　 　 　　　　　20454.87 +87.11 +0.43％
中国本土株指数（旧H株指数） 6920.44 +31.43 +0.46％
H科技（テック）指数 　　　　　4111.08 +9.06 +0.22％

　20日の香港マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反発している。中国景気の持ち直しが改めて意識される流れ。中国の1〜3月期GDP（国内総生産）成長率が市場予想を上回ったことを受け、複数の証券ブローカーが2023年通年の成長見通しを上方修正している。ただ、上値は重い。欧米の利上げ継続が警戒されているほか、企業業績の動向が気がかり材料だ。香港では来週にかけ、主要な中国企業の決算報告が集中する。
　なお、朝方公表された中国の4月最優遇貸出金利「ローンプライムレート（LPR）」に関しては、1年物（前月は3.65％）と5年物（同4.30％）が予想通りそれぞれ8カ月連続で据え置かれた。
　個別では、マカオ・カジノの金沙中国（サンズ・チャイナ：1928/HK）が4.0％高。同社の1〜3月期決算は前年同期比で赤字幅が縮小し、売上高は倍増した。ほか、主要銘柄の値上がり率は、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント：27/HK)が3.0％、美団(メイトゥアン：3690/HK)が2.5％、新奥能源HD(ENNエナジー：2688/HK)が1.7％、網易(ネットイース：9999/HK)が1.7％など。


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