14日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比12.59ポイント（0.39％）安の3256.10ポイントと反落している。
　外部環境の不透明感が嫌気される流れ。米地銀が相次ぎ破綻する中、金融システム不安も意識された。指標発表も気がかり。米国では今夜、2月の米消費者物価指数（CPI）、中国であす15日、今年1〜2月の各種経済統計（小売売上高や鉱工業生産など）が公表される。
　主要銘柄の値下がり率は、中遠海運能源運輸（600026/SH）が5.1％、中国電信（601728/SH）が1.9％、招商銀行（600036/SH）が1.7％、万華化学集団（600309/SH）が1.5％、中国人寿保険（601628/SH）が1.3％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.22ポイント（0.08％）安の294.56ポイント、深センB株指数が2.34ポイント（0.20％）高の1187.57ポイントで推移している。


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