7日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比10.21ポイント（0.32％）安の3202.33ポイントと3日ぶりに反落している。
　外部環境の不透明感が重しとなる流れ。米銀大手の幹部は6日、インフレが消費活動に打撃を与え、米景気が冷やされると相次ぎ警告した。ただ、下値は限定的。中国リオープン（経済再開）進展の期待が支えとなっている。外電は7日、中国当局が新型コロナウイルスの感染症分類を引き下げるとの観測について、早ければ本日（7日）にも発表される可能性がある――との観測筋情報をを伝えた。
　主要銘柄の値下がり率は、中国人寿保険（601628/SH）が1.9％、中国アルミ（601600/SH）が1.8％、聞泰科技（600745/SH）が1.7％、青島ビール（600600/SH）が1.6％ショウ州片仔コウ薬業（600436/SH）が1.4％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.51ポイント（0.17％）安の290.57ポイント、深センB株指数が1.12ポイント（0.10％）高の1165.74ポイントで推移している。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。