/ 詳細
検索 (期間指定)
期間
亜州リサーチFacebook公式ページ 亜州リサーチYoutube公式チャンネル

2022/12/22 10:56

本土株:上海総合は0.5%高で反発、深センB株は0.3%高 無料記事

 22日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比13.85ポイント(0.45%)高の3082.26ポイントと6日ぶりに反発している。
 中国経済対策の期待感が強まる流れ。国営メディアが21日報じたところによると、国務院(内閣に相当)が2023年の経済成長を促すため、景気支援に向けた政策措置を迅速に打ち出す方針を明らかにしている。また、中国人民銀行(中央銀行)は21日、易綱・総裁の主宰で会議を開き、不動産業界再編の支援をしていくことを表明。金融機関を指導し、リスク軽減と不動産大手の財務基盤改善を後押しする方針を示した。ただ、全体として上値は重い。国内で、新型コロナウイルス新規感染が急増し、各地で医療体制と医薬品がひっ迫していることなどを不安視している。
 主要銘柄の値上がり率は、信達地産(600657/SH)が4.2%、宝山鋼鉄(600019/SH)が3.3%、緑地HD(600606/SH)が2.6%、中国平安保険(601318/SH)が2.0%、紫金鉱業集団(601899/SH)が1.3%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.59ポイント(0.21%)高の286.75ポイント、深センB株指数が3.50ポイント(0.31%)高の1148.37ポイントで推移している。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース