ハンセン指数 　 　 　　　　　19338.52 　+39.34 +0.20％
中国本土株指数（旧H株指数） 6568.54 　+28.51 +0.44％
H科技（テック）指数 　　　　　3928.43 　 +34.13 +0.88％

　9日の香港マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標のハンセン指数が小幅ながら3日続伸している。米金利低下が好感される流れ。米労働環境の悪化で、金融引き締めの長期化観測が後退し、昨夜の米債券市場では、米10年債利回りが低下に転じた。ただ、上値は重い。企業活動の停滞が懸念されている。朝方公表された5月の中国物価統計では、消費者物価指数（CPI）が前年同月比プラス0.2％となり市場予想と一致したものの、企業活動の目安となる生産者物価指数（PPI）はマイナス4.6％となり、下落率は市場予想（マイナス4.3％）を上回っている。
　主要銘柄の値上がり率は、周大福珠宝集団(チョウ・タイ・フック・ジュエリー・グループ：1929/HK)が6.8％、吉利汽車HD(ジーリー・オートモービル・ホールディングス：175/HK)が2.6％、紫金鉱業集団(ヅージン・マイニング・グループ：2899/HK)が2.1％、華潤ビールHD(チャイナ・リソーシズ・ビール：291/HK)が1.8％、美団(メイトゥアン：3690/HK)が1.7％など。


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