25日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比7.66ポイント（0.23％）高の3283.07ポイントと5日ぶりに反発している。
　買い戻しの動きが先行する流れ。上海総合指数は前日まで4日続落し、足もとでは約3週ぶりの安値水準に落ち込んでいた。値ごろ感が着目されている。ただ、米中対立激化の警戒感は根強く、上値は限定された。
　個別では、酒造大手の青島ビール（600600/SH）が3.1％高。同社の1〜3月期決算は3割増益となり、同期としては利益、売上高ともに過去最高を記録した。ほか、主要銘柄の値上がり率は、中国建築（601668/SH）が1.8％、紫金鉱業集団（601899/SH）が1.7％、中国石油化工（600028/SH）が1.6％、中国石油天然気（601857/SH）が1.5％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.13ポイント（0.05％）高の292.39ポイント、深センB株指数が0.41ポイント（0.04％）安の1160.79ポイントで推移している。


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