15日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比1.61ポイント（0.05％）高の3230.60ポイントと反発している。
　中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。朝方公表された今月の中期貸出ファシリティ（MLF）金利については、10カ月ぶりに引き下げられた。20日公表の最優遇貸出金利「ローンプライムレート（LPR）」に関しても、引き下げ観測が流れている。なお、中国では本日、5月の各種経済統計（小売売上高や鉱工業生産など）公表される予定だ。
　主要銘柄の値上がり率は、富士康工業互聯網（601138/SH）が1.8％、中国平安保険（601318/SH）が1.8％、中国人寿保険（601628/SH）が1.3％、中国工商銀行（601398/SH）が1.2％、中国農業銀行（601288/SH）が1.1％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.48ポイント（0.18％）高の273.27ポイント、深センB株指数が1.12ポイント（0.10％）安の1129.69ポイントで推移している。


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