ハンセン指数 　 　 　　　　　20959.77 -27.90 -0.13％
中国本土株指数（旧H株指数） 7091.06 +1.11 +0.02％
H科技（テック）指数 　　　　　4365.08 -2.02 -0.07％

　17日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。米金融引き締めの長期化が警戒される流れ。インフレ高止まりを示唆する経済指標が続く中、金融当局者からは積極的な利上げを支持する発言が相次いでいる。セントルイス連銀のブラード総裁は16日、「3月の米連邦公開市場委員会（FOMC）では、0.5％利上げの可能性を排除しない」と述べた。香港は金融政策で米国に追随するため、域内金利の上昇も不安視されている。ただ、下値は限定的。中国景気の持ち直し期待が根強いほか、米中関係の過度な悪化懸念が後退している。バイデン米大統領は16日、偵察用気球の撃墜で高まった中国との緊張緩和に向けて、習近平・国家主席と会談する意向を示した。
　主要銘柄の値下がり率は、九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアル・エステート・インベストメント：1997/HK)が1.5％、周大福珠宝集団(チョウ・タイ・フック・ジュエリー・グループ：1929/HK)が1.3％、AIAグループ(1299/HK)が1.2％、安踏体育用品(ANTAスポーツ・プロダクツ：2020/HK)が1.1％、長江実業集団(CKアセット・ホールディングス：1113/HK)が1.0％など。


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