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2023/03/09 11:00

本土株:上海総合は0.1%安で続落、深センB株も0.1%安 無料記事

 9日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.65ポイント(0.08%)安の3280.59ポイントと小幅ながら4日続落している。
 前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国の内需不振や、米利上げペース再加速の警戒感が重しとなっている。ただ、中国の政策期待を支えに下値は限定的。開催中の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)では、大規模な景気刺激策は期待できないものの、的を絞った支援策が徐々に明らかにされると予想されている。なお、朝方公表された2月の中国物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比プラス1.0%となり、上昇率は市場予想(1.9%)以上に前月実績(2.1%)から鈍化した。
 主要銘柄の値下がり率は、中国聯通(600050/SH)が4.0%、中国電信(601728/SH)が2.5%、中国中鉄(601390/SH)が2.4%、中国建築(601668/SH)が1.7%、万華化学集団(600309/SH)が1.2%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.37ポイント(0.13%)安の296.24ポイント、深センB株指数が1.48ポイント(0.12%)安の1210.90ポイントで推移している。


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