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2022/11/16 16:37

中国大引:上海総合0.5%安で反落、不動産株に売り 無料記事

 16日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比14.10ポイント(0.45%)安の3119.98ポイントと反落した。
 投資家の慎重スタンスが強まる流れ。国内の新型コロナウイルス感染再拡大が改めて不安視された。15日の新規感染数(無症状含む)は2万人を突破し、一部地区では外出規制など防疫措置が強化されている。もっとも、下値は限定的。足もとの経済指標下振れを受け、当局が景気テコ入れ策を強化する――との思惑が根強く、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、不動産の下げが目立つ。新城控股集団(601155/SH)が6.9%安、金地集団(600383/SH)が3.2%安、保利地産(600048/SH)が2.8%安、緑地HD(600606/SH)が2.3%安で引けた。
 ITハイテク株も安い。薄膜コンデンサ中国最大手の廈門法拉電子(600563/SH)が4.5%、光ファイバー・ケーブルメーカーの江蘇亨通光電(600487/SH)が3.2%、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が2.7%、情報技術サービスの上海宝信軟件(600845/SH)が2.5%ずつ下落した。
 金融株もさえない。中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が1.8%安、中国人寿保険(601628/SH)が2.3%安、中信証券(600030/SH)が1.9%安と値を下げた。自動車株、医薬品株、素材株、インフラ関連株なども売られている。
 半面、エネルギー株はしっかり。中国神華能源(601088/SH)が0.9%高、中国石油天然気(601857/SH)が0.6%高で取引を終えた。タンカーの中遠海運能源運輸(600026/SH)も7.4%高と値を上げている。原油相場の先高感が支援材料。ウクライナを経由する欧州パイプラインが一時停止と伝わる中、ロシア産原油の供給が滞ると予測された。
 軍事関連株も高い。衛星開発・運用の中国衛星(600118/CH)が3.9%、軍用電子機器など製造の中国海防(600764/SH)が2.2%、航空機開発・製造・販売の中航瀋飛(600760/SH)が1.4%ずつ上昇した。酒造・食品株、メディア関連株も買われている。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.53ポイント(0.52%)安の291.11ポイント、深センB株指数が1.12ポイント(0.10%)安の1136.95ポイントで終了した。


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