ハンセン指数 　 　 　　　　　17611.77 +313.83 +1.81％
中国本土株指数（旧H株指数） 5999.70 +127.32 +2.17％
H科技（テック）指数 　　　　　3517.79 +84.93 +2.46％

　29日の香港マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反発している。中国当局の景気テコ入れスタンスが改めて好感される流れ。足もとでは、不動産デベロッパーの資金繰り支援策が相次いでいる。中国証券監督管理委員会は28日、不動産企業のエクイティファイナンスを再開するなど、5項目の措置を発表した。また、国内で新型コロナウイルスの新規感染が拡大する中にあって、国営メディアが「行き過ぎた行動抑制があってはならない」との文章を掲載したことも買い安心感につながっている。
　主要銘柄の値上がり率は、碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス：2007/HK)が9.9％、碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス：6098/HK)が9.9％、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス：960/HK)が7.5％、阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー：241/HK)が7.4％、中国海外発展(チャイナ・オーバーシーズランド：688/HK)が5.9％など。


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