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2023/02/10 10:57

本土株:上海総合は0.2%安で反落、上海B株は0.1%安 無料記事

 10日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前日比6.84ポイント(0.21%)安の3263.54ポイントと反落している。
 外部環境の不透明感が嫌気される流れ。米国の金利上昇と景気不安に加え、対中圧力の強化が警戒されている。「米国は中国に対する新たな規制の導入を検討しているもよう」と伝わった。報道によれば、米国企業が中国の先端技術開発に資金を提供することを制限する。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。リオープン(経済再開)の進展や、当局の景気テコ入れスタンスなどを背景に、中国景気の持ち直し期待が続いている。
 なお、朝方公表された1月の中国物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比プラス2.1%となり、市場予想と一致。生産者物価指数(PPI)はマイナス0.8%となり、下落率は市場予想(マイナス0.5%)を上回っている。
 主要銘柄の値下がり率は、紫金鉱業集団(601899/SH)が1.6%、国電南瑞(600406/SH)が1.4%、隆基緑能科技(601012/SH)が1.3%、恒生電子(600570/SH)が1.2%、招商銀行(600036/SH)が1.1%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.15ポイント(0.05%)安の295.94ポイント、深センB株指数が1.26ポイント(0.10%)高の1230.64ポイントで推移している。


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