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2023/07/28 10:39

反落、ハンセンは211ポイント安 無料記事

ハンセン指数          19427.88   -211.23 -1.08%
中国本土株指数(旧H株指数) 6605.88   -64.80 -0.97%
H科技(テック)指数      4290.16   -51.03 -1.18%

 28日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。米金利高が嫌気される流れ。昨夜の米債券市場では、経済指標の上振れで利上げ継続の見方が強まり、10年債利回りは一時節目の4.0%を突破している(前日は3.8%台)。香港でも域内金利が上昇すると懸念された。売り圧力も意識される。27日の取引では、ハンセン科技(テック)指数が2.9%高と急伸し、約5カ月ぶりの高値水準を回復していた。
 主要銘柄の値下がり率は、紫金鉱業集団(ヅージン・マイニング・グループ:2899/HK)が3.8%、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が2.3%、信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス:968/HK)が2.0%、申洲国際集団HD(シェンヂョウ・インターナショナル・グループ・ホールディングス:2313/HK)が2.0%、中国生物製薬(サイノ・バイオファーマシューティカル:1177/HK)が2.0%など。
 一方、指数銘柄以外では、約1年3カ月ぶりに株式売買を再開した電気自動車(EV)メーカーの中国恒大新能源汽車集団(恒大汽車:チャイナ・エバーグランデ・ニュー・エナジー・ビークル・グループ:708/HK)が53.4%安と暴落している。同社は27日、決算発表の遅延解消など、売買再開に向けた条件を全てクリアしたと報告。同社株は2022年4月1日付で売買を一時停止していた。


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