ハンセン指数 　 　 　　　　　20202.08 -149.27 -0.73％
中国本土株指数（旧H株指数） 6799.67 -60.28 -0.88％
H科技（テック）指数 　　　　　4098.59 -50.53 -1.22％

　24日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が4日続落している。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。欧米の金融引き締め長期化で世界経済の成長が鈍化するとの懸念や、ロシアのウクライナ侵攻問題を巡る中国と欧米の対立が不安材料として意識された。香港に上場する主要企業の決算報告が始まる中、さえない業績内容を明らかにする企業が相次いだことも不安視されている。
　個別では、中国オンラインゲーム大手の網易（ネットイース：9999/HK）が6.9％安。同社が昨日引け後に公表した10〜12月期決算は、前年同期比3割減益を強いられた。また、中間業績が15％減益だった香港不動産デベロッパー大手の新世界発展（ニュー・ワールド・ディベロップメント：17/HK）も6.1％安と売られている。主要銘柄の値下がり率は、百度集団(バイドゥ：9888/HK)が4.2％、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK)が2.4％、領展房地産投資信託基金(リンク・リアル・エステート・インベストメント・トラスト：823/HK)が2.2％など。



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