4日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比24.03ポイント（0.73％）高の3304.50ポイントと続伸している。
　前日の好調地合いを継ぐ流れ。中国経済対策の期待感が引き続き相場を支えている。中国人民銀行（中央銀行）の潘功勝・総裁は3日、不動産などの民間企業を金融面で支援するため、資金調達手段を拡大すると述べた。また市場では、「人民銀行は8月中旬にも預金準備率を引き下げる可能性がある」との観測も流れている。
　主要銘柄の値上がり率は、洛陽モリブデン（603993/SH）が2.3％、中信証券（600030/SH）が2.1％、招商銀行（600036/SH)が1.6％、中国人寿保険（601628/SH）が1.6％、中国石油天然気（601857/SH）が1.5％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.4ポイント（0.50％）高の277.22ポイント、深センB株指数が4.72ポイント（0.39％）高の1223.26ポイントで推移している。



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