17日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比25.01ポイント（0.77％）安の3224.02ポイントと3日続落した。約1カ月ぶりの安値水準に低迷している。
　ITハイテクの下げが全体相場の重しとなる流れ。インターネット・セキュリティーの三六零安全科技（601360/SH）が7.7％安、業務ソフト開発大手の用友網絡科技（600588/SH）が7.3％安、スーパーコンピュータ世界大手の曙光信息産業（603019/SH）が5.9％安、半導体デバイスの上海韋爾半導体（603501/SH）が4.1％安、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電（600703/SH）が3.1％安で引けた。
　前日の相場で逆行高した通信株もさえない。中国聯通（600050/SH）が5.6％安、中国電信（601728/SH）が4.4％安、中国移動（600941/SH）が2.6％安とそろって反落した。消費関連株、公益株、不動産株、金融株、運輸株、インフラ関連株なども売られている。
　半面、石炭株は高い。エン鉱能源（600188/SH）が2.6％、広匯能源（600256/SH）が1.8％、中国中煤能源（601898/SH）が1.3％ずつ上昇した。素材株、医薬品株も買われている。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.14ポイント（0.05％）安の294.53ポイント、深センB株指数が2.80ポイント（0.23％）安の1230.79ポイントで終了した。


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