10日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比17.41ポイント（0.53％）安の3258.69ポイントと5日続落している。
　前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。米利上げペースの加速や、中国の景気鈍化が引き続き不安材料として意識された。中国国内では、直近で公表された経済指標の内容を受け、内需の回復遅れが指摘されている。2月の物価統計は予想以上に弱いものとなり、1〜2月の貿易統計では、輸入が前年同期比で予想以上に縮小した。
　主要銘柄の値下がり率は、長城汽車（601633/SH）が3.8％、特変電工（600089/SH）が2.0％、薬明康徳（603259/SH）が1.6％、通威（600438/SH）が1.4％、招商銀行（600036/SH)が1.2％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.36ポイント（0.12％）安の296.80ポイント、深センB株指数が6.59ポイント（0.54％）安の1207.83ポイントで推移している。


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