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2023/02/15 10:59

本土株:上海総合は0.1%安で反落、深センB株は0.2%安 無料記事

 15日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.68ポイント(0.08%)安の3290.60ポイントと3日ぶりに反落している。
 米金利高が嫌気される流れ。米インフレ高止まりで米債券利回りが上昇するなか、中国などから資金が流出するとの懸念がくすぶっている。また、「気球問題」を巡る米中対立も不安材料だ。もっとも、中国景気の早期持ち直しが期待される中で下値は限定的。国内ではリオープン(経済再開)が進んでいる上、当局の景気テコ入れスタンスも強まっている。中国メディアが14日報じたところによれば、23年新規専項債(公益事業向け資金調達を行う特別地方債)の前倒し発行額は、前年同期比で50%増加している模様だ。
 主要銘柄の値下がり率は、園通速逓(600233/SH)が2.9%、中国国際航空(601111/SH)が1.6%、保利地産(600048/SH)が1.4%、国電南瑞科技(600406/SH)が1.3%、中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が1.1%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.60ポイント(0.20%)高の296.77ポイント、深センB株指数が2.22ポイント(0.18%)安の1235.59ポイントで推移している。


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