/ 詳細
検索 (期間指定)
期間
亜州リサーチFacebook公式ページ 亜州リサーチYoutube公式チャンネル

2023/03/09 10:46

続落、ハンセンは22ポイント安 無料記事

ハンセン指数          20029.16 -22.09 -0.11%
中国本土株指数(旧H株指数) 6712.04 -15.14 -0.23%
H科技(テック)指数      3962.93 -26.35 -0.66%

 9日の香港マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標のハンセン指数が3日続落している。米金融政策の不透明感が重しとなる流れ。米国では労働市場の底堅さを裏付ける指標が相次ぎ、米連邦準備理事会(FRB)は利上げペースを再び加速させるとの不安が広がっている。ただ、中国の政策期待を支えに下値は限定的。開催中の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)では、大規模な景気刺激策は期待できないものの、的を絞った支援策が徐々に明らかにされると予想されている。なお、朝方公表された2月の中国物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比プラス1.0%となり、上昇率は市場予想(1.9%)以上に前月実績(2.1%)から鈍化した。
 個別では、通信キャリア大手の中国聯通(チャイナ・ユニコム:762/HK)が2.7%安。同社が公表した通期決算は、純利益が前年比16.5%増だった。ほか、主要銘柄の値下がり率は、信義玻璃HD(信義ガラス:868/HK)が2.7%、阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー:241/HK)が2.3%、申洲国際集団HD(シェンヂョウ・インターナショナル・グループ・ホールディングス:2313/HK)が2.1%、李寧(リーニン:2331/HK)が1.5%など。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース