27日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時40分現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.99ポイント（0.13％）高の3154.61ポイントと5日ぶりに反発している。
　値ごろ感が着目される流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに下落し、足もとでは、今年1月4日以来、約5カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいた。また、中国景気の回復遅れが指摘される中、当局の経済対策に対する期待感も高まっている。前日までの軟調地合いを継いで小安くスタートした後、指数は程なくプラスに転じた。
　主要銘柄の値上がり率は、福莱特玻璃集団（601865/SH）が3.3％、中国化学工程集団（601117/SH）が2.6％、国網信通（600131/SH）が1.7％、中国南方航空（600029/SH）が1.7％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が0.8％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.75ポイント（0.66％）高の266.03ポイント、深センB株指数が1.73ポイント（0.15％）高の1125.75ポイントで推移している。


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