2日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比12.23ポイント（0.37％）安の3278.72ポイントと続落している。
　前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国景気の回復遅れが懸念された。1日公表された7月の財新中国製造業PMI（民間による）は49.2に悪化（6月は50.5）し、景況判断の境目となる50を3カ月ぶりに割り込んでいる。また、米国で発表された景気指標が総じて弱かったことも重しとなった。主力の銀行株が下げを主導している。
　主要銘柄の値下がり率は、中国郵政儲蓄銀行（601658/SH）が2.1％、中国銀行（601988/SH）が1.8％、招商銀行（600036/SH）が1.8％、中国農業銀行（601288/SH）が1.7％、中国工商銀行（601398/SH）が1.5％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.38ポイント（0.14％）安の277.15ポイント、深センB株指数が1.42ポイント（0.12％）安の1220.88ポイントで推移している。


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