ハンセン指数 　 　 　　　　　19821.07 +58.87 +0.30％
中国本土株指数（旧H株指数） 6725.65 +42.42 +0.63％
H科技（テック）指数 　　　　　3873.02 +61.36 +1.61％

　11日の香港マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反発している。米インフレ鈍化が好感される流れ。昨夜公表された4月の消費者物価指数（CPI）は4.9％上昇となり、予想の5.0％上昇を下回った。6月の米連邦公開市場委員会（FOMC）で利上げが停止される――との観測が一段と強まっている。ただ、上値は重い。寄り付き直後に公表された4月の中国物価統計では、消費者物価指数（CPI）が前年同月比プラス0.1％にとどまり、上昇率は市場予想（0.3％）と前月実績（0.7％）から下回った。生産者物価指数（PPI）はマイナス3.6％となり、下落率は前月実績（マイナス2.5％）と市場予想（マイナス3.3％）を上回っている。経済活動が縮小していると連想された。
　主要銘柄の値上がり率は、中国生物製薬(サイノ・バイオファーマシューティカル：1177/HK)が2.0％、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK)が1.9％、京東集団(JDドットコム：9618/HK)が1.8％、海底撈国際HD(ハイディラオ・インターナショナル・ホールディング：6862/HK)が1.8％、阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー：241/HK)が1.6％など。


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