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2023/05/19 11:12

本土株:上海総合は0.6%安で反落、上海B株は0.1%安 無料記事

 19日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時45分現在、主要指標の上海総合指数が前日比20.02ポイント(0.61%)安の3277.30ポイントと反落している。
 人民元安の進行が弱気材料。中国からの資金流出が警戒される状況だ。19日朝方の対米ドル人民元相場は、オンショア、オフショアともに1米ドル=7人民元台での推移となっている。外部面では、米国の利上げ長期化を警戒。米経済の底堅さを示す経済指標や米連邦準備理事会(FRB)高官の発言を受け、金融引き締めが長期化するとの観測が広がっている。
 さらに主要7カ国首脳会議(G7サミット)の開幕を受け、地政学的緊張も意識される状況。G7サミットでは、中国を念頭に「経済安保声明」が採択されると報じられている。
 主要銘柄の値下がり率は、紫金鉱業集団(601899/SH)が2.0%安、中国平安保険(601318/SH)が1.8%、貴州茅台酒(600519/SH)、中国船舶(600150/SH)が各1.7%、中国農業銀行(601288/SH)が1.4%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.30ポイント(0.10%)安の289.68ポイント、深センB株指数が2.47ポイント(0.21%)安の1177.16ポイントで推移している。


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