週明け27日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比14.39ポイント（0.44％）安の3251.27ポイントと続落している。
　企業業績の不透明感が投資家心理の重しとなる流れ。朝方公表された中国工業企業の利益総額は今年1〜2月に22.9％減となり、昨年通年の4.0％減から減少率が拡大した。
　個別では、石油・化学大手の中国石油化工（600028/SH）が4.5％安。同社の通期決算は減益となり、配当の減額が予定された。A株の第三者割当増資を実施するとも発表している。ほか、主要銘柄の値下がり率は、中国神華能源（601088/SH）が5.1％、中国電信（601728/SH）が2.1％、紫金鉱業集団（601899/SH）が1.8％、薬明康徳（603259/SH）が1.3％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.18ポイント（0.06％）安の291.17ポイント、深センB株指数が0.91ポイント（0.08％）安の1186.40ポイントで推移している。


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