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2023/02/10 10:43

反落、ハンセンは92ポイント安 無料記事

ハンセン指数          21532.02 -92.34 -0.43%
中国本土株指数(旧H株指数) 7260.62 -53.11 -0.73%
H科技(テック)指数      4500.39 -71.32 -1.56%

 10日の香港マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。外部環境の不透明感が嫌気される流れ。米国の金利上昇と景気不安がマイナス材料だ。年内の米利下げ観測が後退する中、米債券市場では、各年限の米債券利回りが上昇。また、10年債利回りが2年債利回りを下回る逆イールド(景気後退の前兆とされる)は一時、1980年代以降で最大を記録した。米国の対中圧力も不安視。米国は中国に対する新たな規制の導入を検討しているもよう――と伝わった。報道によれば、米国企業が中国の先端技術開発に資金を提供することを制限する。
 なお、朝方公表された1月の中国物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比プラス2.1%となり、市場予想と一致。生産者物価指数(PPI)はマイナス0.8%となり、下落率は市場予想(マイナス0.5%)を上回っている。
 主要銘柄の値下がり率は、百度集団(バイドゥ:9888/HK)が3.5%、京東集団(JDドットコム:9618/HK)が3.1%、阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー:241/HK)が3.0%、聯想集団(レノボ・グループ:992/HK)が2.8%、碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス:6098/HK)が2.6%など。


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