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2023/06/30 10:59

本土株:上海総合は0.2%高で反発、深センB株は0.1%高 無料記事

 30日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数が前日比6.28ポイント(0.20%)高の3188.66ポイントと3日ぶりに反発している。
 中国の景気支援スタンスが好感される流れ。中国国務院(内閣に相当)は6月29日の常務会議で、家電など「住居消費」の拡大を図る方針を確認した。住居消費分野は川上・川下産業チェーンのすそ野が大きいとした上で、的を絞った措置によってその消費を刺激し、景気回復につなげる考えという。
 朝方公表された6月の中国製造業PMIは49.0となり、小幅ながら前月(48.8)から上向いたものの、景況判断の境目となる50は3カ月連続で下回った。また、非製造業PMIは53.2となり、前月(54.5)と市場予想(53.5)を下回っている。指数は小安くスタートしたが、程なくプラスに転じた。
 主要銘柄の値上がり率は、中遠海運能源運輸(600026/SH)が2.9%、海瀾之家(600398/SH)が2.9%、北京同仁堂(600085/SH)が2.0%、新城控股集団(601155/SH)が1.9%、山西杏花村フェン酒(600809/SH)が1.3%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.56ポイント(0.96%)安の265.13ポイント、深センB株指数が0.64ポイント(0.06%)高の1133.66ポイントで推移している。


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