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2022/11/28 10:54

本土株:上海総合は1.4%安で反落、深センB株は0.7%安 無料記事

 週明け28日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比42.87ポイント(1.38%)安の3058.82ポイントと反落している。
 中国の「ゼロコロナ」抗議デモが不安視される流れ。新型コロナウイルス感染の防疫措置を巡り、首都・北京や上海などで抗議活動が広がっている。当局は新型コロナの感染拡大を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策を堅持。足もとでは新規感染者が急増し、複数の地域でロックダウン(都市封鎖)などの行動抑制が実施されている。中国経済の先行きも不安視。全国工業企業の利益総額は今年1〜10月、前年同期比3.0%減の6兆9768億2000万人民元(約135兆円)に縮小した。マイナス成長は4カ月連続で、減少率は1〜9月の2.3%から拡大している。
 主要銘柄の値下がり率は、薬明康徳(603259/SH)が9.4%、中信建投証券(601066/SH)が4.6%、招商銀行(600036/SH)が3.4%、貴州茅台酒(600519/SH)が3.4%、中国平安保険(601318/SH)が2.6%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.46ポイント(0.50%)安の288.20ポイント、深センB株指数が8.27ポイント(0.74%)安の1112.55ポイントで推移している。


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