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2022/12/19 11:04

本土株:上海総合は0.3%安で続落、上海B株は0.2%安 無料記事

 週明け19日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時41分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比9.52ポイント(0.30%)安の3158.34ポイントと3日続落している。 
 新型コロナウイルス感染再拡大が不安視される流れ。国内の主要都市で、新規感染者数が急増している。上海市や広州市など各地の小中高学校ではオンラン授業が始まり、上海ディズニーランドは営業時間を短縮した。また、病院の外来に受診者が殺到し、各地で医療提供体制がひっ迫し始めたとも伝わっている。ただ、大きく売り込む動きはみられない。経済対策の期待感が相場を下支えしている。週16日に終えた翌年の経済政策方針を決める中国の重要会議「中央経済工作会議」では、消費の回復を優先課題とし、積極的な財政政策と緩和的な金融政策を続けることが強調された。
 主要銘柄の値下がり率は、上海復星医薬集団(600196/SH)が4.5%、中国交通建設(601800/SH)が3.2%、中国聯通(600050/SH)が2.7%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.8%、中国石油化工(600028/SH)が1.4%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.69ポイント(0.24%)安の291.04ポイント、深センB株指数が0.58ポイント(0.05%)高の1162.31ポイントで推移している。


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