ハンセン指数 　 　 　　　　　21245.32 +253.68 +1.21％
中国本土株指数（旧H株指数） 7211.15 +67.51 +0.94％
H科技（テック）指数 　　　　　4476.47 +45.35 +1.02％

　週明け9日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が反発している。内外環境の改善で投資家心理が上向く流れ。6日の米株市場では、米利上げ長期化の警戒感が薄らぐ中、主要株価指数が急反発した。賃金インフレの鈍化を受け、米連邦準備理事会（FRB）は金融引き締めを長期化するとの観測がやや後退している。内部的には、リオープン（経済再開）の進展と当局の景気重視スタンスがプラス。過度な景気懸念が和らいでいる。共産党機関紙「人民日報」は8日付で、中国人民銀行（中央銀行）の党書記を務める郭樹清氏のインタビューを掲載。郭氏は「中国の経済成長は迅速に正常化する」との見解を示した。
　主要銘柄の値上がり率は、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が3.9％、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK)が3.8％、九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアル・エステート・インベストメント：1997/HK)が3.5％、申洲国際集団HD(シェンヂョウ・インターナショナル・グループ・ホールディングス：2313/HK)が2.7％、香港交易所(香港証券取引所：388/HK)が2.7％など。


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