ハンセン指数 　 　 　　　　　18783.62 　+36.70 +0.20％
中国本土株指数（旧H株指数） 6346.20 　+12.57 +0.20％
H科技（テック）指数 　　　　　3726.32 　+35.16 +0.95％

　連休明け29日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が4日ぶりに反発している。外部環境の改善が好感される流れ。バイデン米大統領と野党・共和党のマッカーシー下院議長は27日、米連邦政府の法定債務上限の実質引き上げで原則合意した。これにより、資金枯渇で米国がデフォルト（債務不履行）する事態が回避される。ただ、全体としては上値が重い。香港・本土では今週、重要経済指標の報告が相次ぐ予定だ。内容を見極めたいとするスタンスも広がっている。また、半導体などで米中の通商対立が続いている点も不安材料だ。
　個別では、中国オンラインゲーム大手の網易（ネットイース：9999/HK）が7.3％高。同社の1〜3月期決算は、増益率が50％を超えている。ほか、主要銘柄の値上がり率は、百度集団(バイドゥ：9888/HK)が5.4％、中芯国際集成電路製造(SMIC：981/HK)が4.8％、申洲国際集団HD(シェンヂョウ・インターナショナル・グループ・ホールディングス：2313/HK)が3.6％、聯想集団(レノボ・グループ：992/HK)が2.9％など。


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