ハンセン指数 　 　 　　　　　18664.08 　+184.36 +1.00％
中国本土株指数（旧H株指数） 6305.42 　 +70.18 +1.13％
H科技（テック）指数 　　　　　4004.61 　 +59.50 +1.51％

　11日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が続伸している。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行（中央銀行）と国家金融監督管理総局は10日、昨年11月に発表した不動産業界に対する金融支援策について、一部の実施期限を2024年末まで延長すると発表した。中国景気の回復遅れが懸念される中、「当局は追加の刺激出すを打ち出す」との観測が根強い状況。市場関係者の間からは、「人民銀は金融緩和を強める」との観測も流れている。また、昨夜の米債券市場で、米長期債利回りが急低下したことも好感された。
　主要銘柄の値上がり率は、碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス：2007/HK)が5.4％、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス：960/HK)が4.1％、碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス：6098/HK)が4.7％、紫金鉱業集団(ヅージン・マイニング・グループ：2899/HK)が3.9％、携程集団(トリップドットコム・グループ：9961/HK)が3.1％など。


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