25日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比10.93ポイント（0.35％）安の3078.38ポイントと続落している。
　経済活動縮小の警戒感が重しとなる流れ。中国では新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからず、複数の地域でロックダウン（都市封鎖）が実施されるなど、コロナ防疫措置が強化されている。政府は「ゼロコロナ」政策を堅持する方針を示しているだけに、行動抑制の長期化も懸念される状況だ。ただ、下値は限定的。経済対策の期待感が相場を下支えしている。
　主要銘柄の値下がり率は、江蘇亨通光電（600487/SH）が6.1％、山西杏花村フェン酒（600809/SH）が2.0％、国電南瑞科技（600406/SH）が1.7％、薬明康徳（603259/SH）が1.3％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が1.2％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.67ポイント（0.23％）安の288.49ポイント、深センB株指数が0.21ポイント（0.02％）高の1124.22ポイントで推移している。


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