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2023/07/10 11:01

本土株:上海総合は0.4%高で反発、深センB株は0.01%高 無料記事

 週明け10日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比12.86ポイント(0.40%)高の3209.47ポイントと4日ぶりに反発している。
 先週の続落を受け、ひとまず買い戻しが先行。人民元相場が足元で落ち浮きを見せていることもプラスだ。また、中国景気の持ち直し遅れが懸念される中で、当局が打ち出す追加刺激策に対する期待も強まっている。
 なお、朝方公表された6月の物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同月比で横ばいとなり、予想(0.2%上昇)を下回った。生産者物価指数(PPI)はマイナス5.4%となり、予想(マイナス5.0%)以上に縮小している。
 主要銘柄の値上がり率は、中国旅遊集団中免(601888/SH)が4.1%、華能国際電力(600011/SH)が2.2%、紫金鉱業集団(601899/SH)が1.5%、隆基緑能科技(601012/SH)が1.4%、長城汽車(601633/SH)が1.3%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.32ポイント(0.12%)安の265.92ポイント、深センB株指数が0.13ポイント(0.01%)高の1150.28ポイントで推移している。


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